会社勤めがデフォルト→から「フリーランスや兼業・副業」が今注目をされています。
日本政府の成長戦略・骨太方針と、世の中の潮流から今後の働き方の行方を占いたいと思います。
日本政府の成長戦略2018年〜2020年
・ソサイエティ5.0
個別最適化、データ駆動社会、5G
・全世代型社会保障
高齢者のみ優遇ではない。働き方2.0、ヘルスケア、保育園・高校の無償化
・地方創生
公民連携と広域化、デジタルトランスフォーメーション(DX)
ウィズコロナの働き方
・会社員へのアンケートによると、新型コロナウィルス拡大後の2020年4月〜5月にかけて、現在の仕事・働き方の問題を解決する。または、満足度を上げる取り組みとして「副業」をあげる割合は66%。「フリーランス」をあげる割合は46%まで上昇
・その背景として、在宅ワークにより自分で使える余裕時間生み出されている事と、関連していると推測される。
・会社員へのアンケートによると、ウィズコロナの働き方の方向性として「兼業・副業の一般化」が60.1%となり、「時間・空間からの開放」が81.6%
出典 ※一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「コロナ禍でのフリーランス・会社員の意識変容調査結果」2020年5月21日報道発表より
副業・兼業に関する政府の成長戦略・骨太方針2020年-2021年
・労働法制プラス独占禁止方でフリーランスを守る
・リカレント教育(社会人大学等)
・中途(経験者)採用促進 ※2021年度より割合公表義務付け
・テレワーク推進
・70歳までの就労機会確保 ※2021年度より努力義務
・時間規制 ※2019年〜大企業、2020年〜中小企業、2024年〜医療・建設業
・同一労働・同一賃金 ※2020年〜
大手の企業の副業・兼業の取り組み
・ユニリーバ・ジャパン
「WAAP」(Work from Anywhere & Anytime with Parallel careers)いつでも、どこでも、だれでも、副業・インターンシップにチャレンジ
・ヤフージャパン
ギグパートナー。時間や場所の制約を取りはらい、組織や企業の垣根を越えた働き方(原則業務委託)
・KDDI
スタートアップ「KDDI ∞ Labo」(ムゲンラボ)、大手企業向けの「 KDDI DIGITAL GATE 」で起業家と大企業向けにオープンイノベーションを誘発を目指す
・ノジマ
定年後、最長80歳まで雇用を延長。65歳の定年時の健康状態及び勤務態度、職務遂行能力等を勘案し、定年再雇用契約を締結し、臨時従業員(雇用期間は原則1年)として最長80歳まで雇用を延長
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