◼︎Google Analytics初期設定の罠
多くの人がGoogle Analytics(GA)を初期設定のまま使用しています。
それだと実はサイトのアクセス数は正確に計測されていません。
今回は2つの設定(約10分)で、
あなたのサイトのアクセス数を正確にカウントできるよにする方法をお伝えします。
正確なアクセス数を計測する方法1つ目「自分のアクセス数を除外する」
Google Analyticsは自分のアクセス数をカウントしてしまいます。
自分のスマホからのアクセス、PCからのアクセス、これはすべてGAでカウントされてしまいます。さらにスマホにおいてはSafariブラウザ、Chromeブラウザ等、PCにおいてもSafariブラウザ、Chromeブラウザ、IE等、各ブラウザ毎に1ユニークユーザーつまり1人として計測されてしまいます。
UU(ユニークユーザー)とUB(ユニークブラウザ)
WEBメディアの媒体資料を見ると例えば「クックパッド」や「いこーよ」等はサイトの規模を表す単位をUU(ユニークユーザー)と書かずにUB(ユニークブラウザ)と書いているのは上記の理由からです。
→従って自分のアクセスをカウントしない という設定をGoogle Analyticsの管理画面からおこないましょう。
設定方法はこちらを御覧ください
正確なアクセス数を計測する方法2つ目「botのアクセス数を除外する」
Google Analyticsはbot(クローラー等)つまり人ではないアクセス数をカウントしています
bot(クローラー等)ってなに?
bot(ボット)を理解する為に自分のサイトや記事がGoogle等の検索結果で表示される仕組みをご紹介します。
サイト及び記事が検索結果に反映されるまでの流れは、
1、その記事等をGoogleのbot(クローラーやスパイダーと呼ぶこともあります)が読みにきます。読むといっても人間ではなく、「プログラム」が定められたルールに則りあなたのサイトや記事を巡回します。この巡回のことを「クロール」と言います。
2,botが読んだ情報は持ち帰ってGoogleのデータベースに登録されます。これをインデックスといいます。
3,あなたのサイトや記事がGoogleのデータベースに登録されたら、Googleの定めたルールに則り検索順位が決まります。
話を戻すと自分のサイトや記事は人間以外にbotがアクセスし、それをGoogle Analyticsは人間と見なして1アクセス とカウントしてしまうので、botのアクセス数はカウントしないようにGAを設定しなければなりません。
少し目線を変えるとサイトを更新したり記事を作成しても、Googleがクロールとインデックスをしてくれない限り検索結果に反映されません(順位すらつかないので、存在しないと同じ)これを解決する為にSearch Console(サーチコンソール)からGoogleに対しクロール・インデックス申請ができる仕組みになっているのです。
bot(クローラー等)はGoogleだけじゃない「最後に」
botのアクセスなんてGoogleだけで、数も少ないしワザワザ除外しなくてもよい!!と思うかもしれません。が実は最近botが増えています。
求人サイトのIndeedなどアグリゲートサイトと言われるサイトはGoogleと同様に様々なサイトをクロールして情報を集めそれをサイトに表示させています。つまり上記2つの設定は今後より大切になってくるので、すぐ設定変更しましょう。
因みにGoogle Analytics初期設定のままだと「サイト内検索」も計測されません。
GAを簡単3分の設定で計測できるようになるので、併せてこちらも対応しましょう!
Google Analyticsの導入方法
Google Analyticsをまだサイトに設定してない場合は
GTM を使った導入がもっとも簡単です。
GTMを使ってGoogle Analyticsをサイトに設定する方法を解説した記事をご覧ください
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