自分の務めている会社がMA(マーケティングオートメーション)導入を検討している時の流れ〜 まず部下である(あなたが)以下のように
0,上司からMAの導入を検討するから情報を調べてるよう依頼を受ける
1,まず自分(あなた自身で)でGoogle検索 「MAってなに」等
2,目についたMAの会社に問い合わせる
3,その中から良さげな数社を呼んで話を聞く
4,費用や特徴などを取りまとめ上司に報告
5,上司とともに有力なMAを絞って、再度会社に呼んで話を聞く
この流れがよくある流れです。
この記事は「3,良さげな会社を数社呼ぶ」前に読むと有益です。あまりにMAの情報を知らなさすぎるとMA提供会社に舐められ、高い見積もりを提示されたり、本気で提案してくれない等、不利益を被ることもありますし、同席した同期や後輩に「こんな事も知らないのかよ」と思われるのも癪なので、最低限ここに書いてある情報くらいは知っておきましょう。
この記事では最も有名なセールスフォースのMarketing Cloud(マーケティングクラウド)のサービスを例にMAの事を紹介します。
セールスフォースは複数のプロダクトがあるってご存知でした?
代表的なものは7つ程度ありますが、この記事を読んでいる人は以下の2つで十分です。
「マーケティングクラウド」と「パードット」の2つの存在は最低知っておきましょう
いずれもセールスフォースが提供しているMAですが、
・マーケティングクラウド はBtoC
・パードット はBtoB
と認識しておきましょう。
他の会社で有名なMAで「Marketo」(マルケト)はBtoB向けなので、「パードット」との比較なら適切な比較になります。
他の会社で有名なMAで「b→dash」(ビーダッシュ)はBtoCなので「マーケティングクラウド」と比較なら適切な比較になります。
MAを深く検討するとCRMツールに落ち着くことも!?
MA(マーケティングクラウド)でできる事「概要」
連絡先(メアド、電話番号、LINEアカウント、SNSアカウント)を知っている人に、自分で組んだシナリオ通りに自動配信でメッセージを送る事ができるツールがMAです。
例えば、メールを送った人に3日後(メールを開封しなかったら)に次にLINEメッセージを送付→それをキッカケA商品ページを閲覧したら、翌日にショートメッセージでA商品のお試し品を案内する
等ができるのです。
つまりサイトの閲覧履歴やメッセージの反応状況などを踏まえ複数チャネルで一貫した連絡を入れる事ができるのです。
なぜMAからCRMに落ち着く事があるか
MAは先で紹介したように複数チャネルで連絡を入れる事ができるのが売りの1つですが、CRMツールはLINEやSNSから連絡はできない!ですが、メールなら送る事がでいます。
なのでマーケティングクラウドを検討したけど、費用が高い、まずお試し的にメールだけを送る事から始めたい→そこでシナジーマーケティング(CRM)や、カスタマーリングス(CRMとMA)、チーターデジタル(CRM)が候補に上がってくるのです。
最近カスタマーリングスはメールだけでなく、SMS(ショートメッセージ)やLINEへの配信はできる(アプリ配信、プッシュ通知やSNS配信はできない。※マーケティングクラウドならできる)
余談ですがセールフォースの加藤 希尊さんは以前カスタマージャーニーに関する本(セールスフォースの事例を利用した)を執筆されてますが、現在はチーターデジタルのCMOをされているようです。
マーケティングクラウドの費用感は?
この事例はほぼ無いですが、非常にライトにしか使わないなら年間800万円程
普通に使うなら年間1500万〜2000万円程
ガチ運用なら年間で数千万〜
という感じで基本年間契約しかできません。上記はマーケティングクラウドのライセンス費用と代理店の運用代行「等」を含めた金額感です
料金体系はザックリ言うと、ライセンス費とメッセージ等配信通数による従量課金です。メールなら1通あたり○円、SMSは○円、LINEなら○円 という感じでLINE配信は高くメールは安いです。
料金は顧客とアカウントの紐付けをする初期設定も非常に重要な上、費用が大きく前後する要素です。たとえば電話番号しか把握してない方とLINEアカウントを紐付け同一人物として管理するには?などです。
最後に
この記事だけなく、他の記事も参考に自分なり情報をまとめていく事をオススメします。MA導入経験及び運用経験は転職でも有利ですよ、せっかくの良いチャンスなので、是非積極的に調べてみてください。
MAの導入を推進するならオススメの方法がありますよ。よければ以下の記事もご覧ください。
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